ジェイ・サープについて

コンセプト

CONCEPT

各大学の教育改善に資する「全国大学共通型」学生調査プロジェクト

ジェイ・サープ(JSAAP)(Joint Student Achievement Assessing Project)は、約10年にわたり科学研究費補助金を得て、開発してきた複数大学共通の学生調査の成果をもとに実用化した2種類の学生調査を意味しています。新入生調査(JFS)と大学生調査(JCSS)の2種類から成り立っており、2013年末までに両調査には476大学から82000名以上の大学生が参加しています。
それぞれの調査票は、高校時代の経験、学生の大学での経験、満足度、獲得したスキルや能力、学生の様々な活動時間の把握等の項目から構成されており、自大学の学生の全体像が把握できるようになっています。質問項目は、学生の成長に関する理論的研究をベースに作成されていますので、信頼性も高いものとなっています。この2つの学生調査(JFSとJCSS)の両方あるいはいずれかに参加いただくことにより、自大学の学生に関する詳細なデータが得られるとともに、参加大学全体の学生のデータとの比較も可能です。これらのデータは同時に開発してきたデータベースを通じて参照することができます。

ジェイ・サープ調査には以下のようなメリットがあります

  • 1.

    大学教育改革のために役立つ

  • 2.

    入学志願のマーケティングに役立つ

  • 3.

    アクレディテーション対策として役立つ

  • 4.

    ベンチマークとして役立つ

ジェイ・サープは、今後多くの大学が注力していこうとする教学IRの方向性に沿い、かつより良い教学マネジメントを推進していくための、データ収集ツールとして使用いただけるように実用化した学生調査です。本調査を通じて、日本の教学IRの推進にも貢献できるようにジェイ・サープ研究会も今後とも努力を重ねていく所存です。どうか宜しくお願い致します。